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感想:「オスカー・ブロスキー事件」


オスカー・ブロスキー事件」(著:フリーマン・リチャード・オースティン、訳:妹尾アキ夫)



 法医学者ジョン・イヴリン・ソーンダイクを探偵役とした推理小説。1912年発行の短編集『the Singing Bone』に収録される一作。
 宝石を目当てとした突発的な殺人事件を科学捜査で電撃解決する話。犯人は被害者である宝石商の死体を線路まで運ぶ等、事件が自殺として扱われるよう証拠の隠滅を図っているが、理路整然と不審点を突き詰めて即座に事件を解決する先生が格好いい。
 引き立て役の警部さんが些か無能すぎるように描かれているのが難点か。
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